こだわりの土づくり「土ごと発酵」
JAおきなわファーマーズマーケットが提携する全農家に実践していただいている、こだわりの土作りをご紹介します。
| 1.土作り | 2.土作りの方法 | 土ごと醗酵(1) | 土ごと醗酵(2)
1.土作り
植物を栽培することで最も大切なことは、土作りです。
植物の根は土の中で呼吸し、土の中の水分や養分を吸収して健全な樹体を作り上げようとします。
土作りで大切なことは、植物の根が張りやすく、かつ養分を吸収しやすい土壌環境をつくることです。そのためには、土の団粒を形成することが重要です。
【土の団粒構造の構築】
土壌が団粒化すると、土壌の三相(固相、液相、気相)バランスが良くなり作物の根(毛細根)が張りやすくなり、養分を吸収しやすくなります。
また、孔隙が多くなると、水が土の深くまでしみ込み、空気も入り、排水性、通気性が良くなります。狭い部分では土の毛管力によって水が保持され保水性も良くなります。

2.土作りの方法
[準備するもの]
(1)土作り資材・・・堆肥、米ぬか、油粕等
(2)鍬(クワ)、くま手(レイキ)、耕運機、管理機等
[土作りの手順]
(1)晴天が4~5日間安定する日を選定する。
(2)土の水分状態を60%にする。(表面から10~15cm掘った部分の土を手で握り、形状が崩れず、軽く親指で抑えると崩れる状態。)
(3)土が乾燥している場合は、水をたっぷりかけ、後日①の状態になったときに堆肥、米ぬか等を畑に均一にばら撒く。
(4)堆肥投入後、2週間経過したら本畑に播種、または定植。
3.土ごと醗酵(1)

一部分に水分を多く加え、水分が菌の増殖に与える影響を確認する。(9月27日)
足で土を踏み固めて通気の悪い状態にもっていき、菌の増殖に与える影響を確認する。


土壌中で菌の増殖がはじまる。(★左)菌糸の状況が確認しずらいので、マルチ等でおおう。(★右)
3.土ごと醗酵(2)

菌糸増殖確認(9月29日)菌糸増殖状況(1)(★右)

菌糸増殖状況(2)(★左)菌糸増殖状況(3)(★右)

団粒構造の確認(★左)左は施肥区、右は無施肥区(★右)

施肥区:団粒構造の進向(★左)無施肥区:団粒化が見られない(★右)

